許可なし回収業者の遺品整理に注意！契約トラブルや不法投棄になることも…

最近よく聞く、不用品回収業者の生前整理や遺品整理。 私も親が高齢なことと、自分も片付けが苦手なので、気になっていました。 そんな時、クラウドワークスでみつけた、生前・遺品整理の回収業者の案件。 気になったので、さっそく応募してみましたよ。 そこで、不用品回収業者のことを調べてみると、気になる情報を見つけました。 「家庭ごみの処分に無許可の回収業者を利用しないでください！」という情報。 回収業者が家から出たゴミを処分するのは、許可がないと出来ないんです。 さらに調べると、遺品と空き家を処分するには、いろいろな免許が必要でした。 ここでは、遺品整理や空き家の処分と回収業者の免許の仕組みを解説。 さらに、無許可の回収業者のリスクについても説明しますよ。 回収業者の免許見れば、その信頼度がわかります。 これを読んで、ぜひ信頼できる回収業者に出会えるといいですね。  

遺品・生前整理～空き家の処分　必要な許可は？

最近よく目にする、「遺品整理」や「生前整理」を行う不用品回収業者。 中には、家の片付けと空き家の処分を、まとめて出来る回収業者もありますね。 便利でいいですが、それを全部やるには、いろいろな免許がいるんですよ。 無許可の回収業者もあって、そんな回収業者は、後でトラブルになることがあるようです。

家の片付け～空き家処分まで　回収業者に必要な免許は？

無許可の回収業者だと、なぜダメなの？

料金トラブルなど、後で問題になることも

無許可の回収業者に遺品整理を頼むと、後で料金トラブルになるケースが多いようです。 もともと、許可や免許の仕組みは、悪徳業者をなくすための仕組みです。 きちんと手続き踏んでいない回収業者は、いろいろ所で問題があるのかもしれませんね。 【国民生活センターHP】 http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20180719_1.pdf http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180719_1.html  

不法投棄の片棒を担いでしまうかも

許可がない回収業者に、家のゴミ出しを頼むと、ゴミをどう処理されているか分かりません。 中には、きちんと処理をしないで、どこかに不法投棄する回収業者もあるようです。 無許可の回収業者と契約すると、知らないうちに、誰かに迷惑をかけるかもしれませんよ。 自分の家の近くに、ゴミを不法投棄されたらイヤですよね。 【環境省HP】 https://www.env.go.jp/recycle/kaden/tv-recycle/attach/ad_tool26-01.pdf    

許可がない回収業者のまぎらわしい表現

  広告を見ると、免許はありそうで、無許可に見えない回収業者もありますね。 ただ、免許の仕組みを知れば、実は無許可の回収業者だった…ということも少なくないようです。 ここでは、回収業者の免許の仕組みや、その違いについて解説しますよ。

産業廃棄物処理の許可で家のゴミは回収できる？

産業廃棄物処理は、お店や事務所などから出るゴミを、運んだり処理したりできる免許。 家のゴミを処理できないのはもちろんのこと、運ぶことも出来ないんです。 回収業者のHPに「提携業者に依頼」と書かれていたら、提携先が許可を受けているか確認しましょう。 回収業者の許可は、お住まいの市町村に問い合わせたり、自治体のHPで確認すると分かりますよ。  

遺品整理士の資格があれば、遺品を処分できる？

「遺品整理士」は民間の認定資格で、回収業者のゴミ処理の許可ではありません。 家のゴミを、運んだり処理できるのは、一般廃棄物処理の許可だけです。   【参考：広島市HP】 https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/kateigomi/13784.html  

古物商許可で空き家を処分できる？

空き家とその土地を処分するには、宅地建物取引業（宅建）の免許が必須。 生前・遺品整理と空き家の処分を、まとめて回収業者に頼むなら、宅建の免許も確認してください。 回収業者に宅建の免許があるかどうかは、国土交通省HPで確認できますよ。 ↓ https://etsuran.mlit.go.jp/TAKKEN/takkenKensaku.do  

回収業者の生前・遺品整理　許可の確認がマスト

高齢化社会で増えている、回収業者の生前・遺品整理のサービス。 最近でき始めたサービスなので、許可や手続きを知らない回収業者もあると思います。 ただ許可がない回収業者は、トラブルが多いのも事実のようです。 契約するときは、免許のある・なしや、市町村のゴミ出しのルールを確認することがマストでしょう。